【写真特集】F1日本グランプリ決勝、白熱の3日間に幕 来年は春開催に：中日新聞Web

鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開かれたF1日本グランプリ（GP）は24日、最終日の決勝も晴天に恵まれた。日本人ドライバー、角田裕毅選手（23）＝アルファタウリ所属＝が予選9位に入るなどの活躍もあり、多くの観客が参集。鈴鹿市民が割安で入れる市民応援席では、地元住民が白熱するレースを楽しんだ。来年は鈴鹿で初めて春に開催される。 （沢井秀之） 市民応援席は、モータースポーツに親しむ機会をつくろうと、市とサーキットが例年企画している。今年は屋根なしの300席を準備した。5月14日に観戦券の受け付けを開始し、即日完売した。 「去年は取れなかった。争奪戦だよ」と語るのは、会社員の郡正英さん（58）＝鈴鹿市野町。今年は6人がかりで取ったという。「秋開催は暑くて大変。春は台風や服装の心配をしなくていい」と、春開催に期待した。 昨年は雨による中断が長引き、決勝を最後まで見るのをあきらめたという会社員荒井佑紀江さん