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吉田酒造と香港企業の合弁会社 最初の日本酒 初搾り:日刊県民福井Web
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吉田酒造と香港企業の合弁会社 最初の日本酒 初搾り:日刊県民福井Web
世界市場に日本酒を売り込もうと、シンフォニー吉田酒造(永平寺町)が9月に整備した製造拠点「吉峯蔵... 世界市場に日本酒を売り込もうと、シンフォニー吉田酒造(永平寺町)が9月に整備した製造拠点「吉峯蔵」で10日、日本酒の初搾りがあった。吉峯蔵の稼働後初めての日本酒が出来上がり、県内をはじめ海外の舞台を視野に、新たなスタートを切った。 同酒造は白龍の醸造元「吉田酒造」(同町)と、香港に拠点を置く「シンフォニー・ホールディングス」による合弁会社。輸出体制を整えるため、吉峯蔵を整備して衛生面などを強化した。来年2月には国際的な食品安全システム認証「FSSC22000」を取得する見通し。吉峯蔵稼働後の10月上旬に仕込みを始め、この日“最初の初搾り”を迎えた。 吉峯蔵の圧搾室では、もろみが圧搾機によって搾られ、色味を帯びた日本酒が近くの垂壺(つぼ)にたまっていった。杜氏(とうじ)の平賀悟さん(46)がすくい上げて瓶に移し、関係者で味を確かめた。吉田由香里社長は「エレガントな香りでお米のうま味があり、(