長野県、感染女性勤務の理容店を公表 客に呼び掛け：中日新聞Web

県は三十日、小諸市の理容店に勤務する市内の七十代女性が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県は、不特定多数への感染拡大が否定できないとして勤務先の理容店名を公表し、来店者は保健所に連絡するよう呼び掛けている。現時点の濃厚接触者は同居の家族一人と店の同僚四人で、県は来店者も含めて検査する方針。県内の感染者は百三人になった。 県によると、女性が勤務する理容店は同市加増の「ヘアサロン マスターキー」。女性は二十二日から倦怠（けんたい）感などの症状が出ており、発症前後に同理容店に出勤した二十一〜二十六日と二十八日の来店者は約百十人とみている。

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「初期症状は一部を除いて風邪と変わらず、無症状の人もいる。感染者が責められる状況をつくらないでほしい」（県保健・疾病対策課の西垣明子課長）