ポルトガル商人に毎年1000人が海外へ売られた！『大航海時代の日本人奴隷』著者が踏み込んだキリシタン史のタブー

ポルトガル商人に毎年1000人が海外へ売られた！『大航海時代の日本人奴隷』著者が踏み込んだキリシタン史のタブー 写真：Werner Forman/Universal Images Group/Getty Images ルシオ・デ・ソウザ／岡美穂子著『大航海時代の日本人奴隷 増補新版』（中公選書）は、書名の通り、大航海時代まっただ中の16世紀――日本では戦国時代――に、多くの日本人がポルトガル商人たちによって世界各地へ奴隷として売られていたことの実証研究をまとめたものである。旧版は好評を得て5刷と広く読まれたが、増補新版ではイエズス会の日本人奴隷取引とのかかわりや、秀吉の朝鮮出兵によって長崎市場が朝鮮人奴隷だらけになったことなどに関する研究を補章として加え、旧版以上に驚くべき内容となっている。 東京大学大学院情報学環（史料編纂所兼任）の岡美穂子准教授に、この時代の日本／日本人の奴隷貿易につい

[haruhiwai18]

"売られた日本人の感覚からすると「年季奉公」のつもりだったけれども、「奉公」はヨーロッパ人の感覚では「奴隷契約」である、という指摘""からゆきさんも実質的には奴隷"　→ここら辺も重要だな。

[kaitoster]

戦国時代にキリスト教宣教師たちは日本人の奴隷貿易を行っていたとテレビで放送したり本で書いたりすると未だに日本のキリスト教団体から苦情が殺到するらしいからな。自分たちの宗教の歴史に向き合わないって一体。

[nenesan0102]

面白すぎる

[Domino-R]

奴隷という語に日本人は（多分ポップカルチャーの安易なイメージのせいで）過度にネガティブな印象を持ってると感じる。無論まったく人道的ではないにせよ、ルール化された労働/使役の形態ではあるのよね。

[miruna]

やはりキリスト教は滅ぼすべき邪悪

[mozzer]

子供の頃偶々連れて行かれた日曜学校で、人種差別丸出しの布教映画を見せられて白人社会への憧れが吹っ飛んだのが1980年代半ば。

[sayugio]

面白かった。キリスト教というより、イエズス会の闇に焦点があてられて研究されるべきだと思う。「キリスト教」とイエズス会は本質的には全く違って、それは現代にも続いている。

[circled]

奴隷とキリスト教(というか宗教全般)を結びつけるのは、当時シャム(タイ)やカンボジアとも日本人の奴隷取引があったことから無理がある。洗礼で奴隷解放を恐れた奴隷商が宣教師を殺している記録も多々あるくらいだ。

[ame774]

“秀吉が伴天連追放令（1587年）で日本人の取引を禁じたのも” → へうげもので見た。

[chintaro3]

「売られた日本人の感覚からすると「年季奉公」のつもりだったけれども、「奉公」はヨーロッパ人の感覚では「奴隷契約」」

[hitoyasu]

"1隻の船で毎年平均して1000人以上の奴隷がマカオに運ばれていった"

[aceraceae]

まあいろいろあっただろうねという感じ。

[allezvous]

英語でslaveと呼ばれる慣習が19世紀どころか20世紀の慰安婦まで続いてたこととか、70年どころか400年経っても自分たちの過ちを認められないこととか、現代につながってるなあ

[ueshin]

「こんなところに日本人」どころではなく、奴隷としてマニラやマカオに売られていった日本人。インディアンはケモノ、日本人は文明化された人のランクで流通。

[imakita_corp]

著者は74年生まれだからつい最近か　>>キリスト教系メディアの人たちが聴講席の最前列にいて、ずっと睨まれていた~高瀬弘一郎先生（慶應義塾大学名誉教授）も、相当パージされていました

[bt-shouichi]

増補新版。今回はキリシタン大名の略奪や奴隷売買も扱われていると。キリシタン大名が朝鮮侵略の際に行った略奪に対するイエズス会の見解が面白い

[tama3333]

何かの本で読んだような忘れたけど