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【考・原発】九州大学副学長・吉岡斉氏インタビュー(5)~劣った技術を実用化した罪|Net-IB|九州企業特報
2011年3月11日、東日本を襲った大地震は、日本人の原発に対する思いまで変えてしまった。これまで「原... 2011年3月11日、東日本を襲った大地震は、日本人の原発に対する思いまで変えてしまった。これまで「原発は安全だ」と言われ続けてきて、原発に対して盲目的な信用を置いてきた一般市民の多くが、それは間違いだったことに気づいたはずだ。原発とどう向き合っていけばいいのか。九州大学副学長で福島原発事故の政府事故調査委員会のメンバーである吉岡斉氏に、原発に対する考え方とこれからの方向性を聞いた。 <危険度ABCでランク付けを> ――それだけ危険な原発を、まだ電力会社は稼働させたいとしています。今回の事故を見てもわかるように、一企業では到底手に負えないシロモノです。止めればいいといっても、お金もかかりますし、代替エネルギーも考えなければなりません。原発は現実に存在しています。そうすると、今ある原発をどうするべきと、お考えですか。 吉岡 今からしばらくの間のことに限定するならば、何年間かは止めざるを得ない
2013/12/23 リンク