エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
[若宮啓文の東京小考]鈴木・全斗煥の時代を思いだす
かつて日本に鈴木善幸という首相がいた。11年前に他界したが、その夫人が最近亡くなり、自宅に弔問に行... かつて日本に鈴木善幸という首相がいた。11年前に他界したが、その夫人が最近亡くなり、自宅に弔問に行ってきた。1980年、大平正芳首相が心臓病で急死し、代わって首相になったのが鈴木氏である。若い政治記者だった私は毎日のように鈴木邸に通い、突然の権力継承ドラマを取材した。それが昨日のように思えて懐かしかった。 そう言えば、こんなことがあった。私がソウルに留学することになり、鈴木首相をあいさつに訪ねた81年9月のこと、首相は開口一番「捕まったりしないように注意しなさい」と言ったのだ。これが送別の辞かとちょっと拍子抜けしたが、その気持ちもわからないではなかった。 当時の韓国は光州での民衆弾圧を経て全斗煥政権ができて1年余り。死刑囚となった金大中氏は刑務所の中だったが、この間、日本の新聞社の支局が次々に閉鎖され、記者は強制退去を命じられるなど、報道の弾圧が目についた。鈴木首相は私の身を案ずる一方、面