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野尻さん力走誓う 和歌山の全盲ランナー、2年ぶり函館マラソン出場 | 2018/7/1 函館新聞社/函館地域ニュース - e-HAKODATE
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野尻さん力走誓う 和歌山の全盲ランナー、2年ぶり函館マラソン出場 | 2018/7/1 函館新聞社/函館地域ニュース - e-HAKODATE
「一生懸命走ることが、伴走者や応援してくれる人たちへの恩返しになる。最後まで気を緩めずに走破した... 「一生懸命走ることが、伴走者や応援してくれる人たちへの恩返しになる。最後まで気を緩めずに走破したい」―。和歌山県在住の全盲ランナー、野尻誠さん(44)は、2年ぶりに挑む函館マラソンに向け、力走を誓っている。 野尻さんは、函館視力障害センターに勤務していた2001年に函館ハーフマラソンに初挑戦。15年の大会まで毎年出場し、16年に始まったフルマラソンにも出場して完走した。 04年に「福知山マラソン」(京都府)で初めてフルマラソンを経験。「ハーフと比べると距離は倍になるが、苦しさは何倍にもなることを知った」と苦笑いしながらも、「その分完走した時の達成感も果てしなく、世界が変わったようにすら思えた」と語る。函館マラソンの印象については「たくさんの人からエールをもらえるのは、函館マラソンならでは。勇気づけられるし、走っているという実感も湧いてくる」と目を細める。 野尻さんの函館在住時からの知り合い