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胆振東部地震2年/災害に備え地域連携を 被災地支援の医療従事者に聞く | 2020/9/6 /函館地域ニュース - e-HAKODATE
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胆振東部地震2年/災害に備え地域連携を 被災地支援の医療従事者に聞く | 2020/9/6 /函館地域ニュース - e-HAKODATE
2018年9月6日に発生した胆振東部地震は、医療福祉の現場での災害対策に多くの教訓を残した。ブラ... 2018年9月6日に発生した胆振東部地震は、医療福祉の現場での災害対策に多くの教訓を残した。ブラックアウトによる医療現場の混乱を経験し、震度7を記録した胆振管内厚真町で被災者の支援活動にもあたった精神保健福祉士、山村哲さん(40)=なるかわ病院=、佐久間裕さん(27)=函館渡辺病院=は「普段から地域間・関係者間の連携を強めておくことが、もしもの時の対応に直結する」と強調する。 佐久間さんは「事前の防災マニュアルでは大規模停電は想定外。電力が復旧した後も混乱は長く続いた」と当時を振り返る。通院患者と連絡がとれなくなり、先の見えない異常事態に精神状態が悪化する患者も少なくなかったという。 山村さんの勤務する病院では発電機の稼働時間が2日分しかなく、停電の長期化に備えて近隣の農家から発電機を借りる段取りをつけた。結果的には発災翌日の夜に電力が復旧したことで病院内の発電機で間に合ったが、日頃から近