研究費をばら撒け、と言ってはいけない理由

論文数、大学の研究レベルが国際的に落ちているという、衝撃的なデータが公開され、日本の基礎科学の危機が叫ばれています。何とかしなければいけない、と、SNSで盛んに警鐘を鳴らしている研究者いらっしゃいます。特に最近は、政府主導の「選択と集中」に対して反対する意見が述べられることが多いです。その主なものが、タイトルに挙げた、「研究費はばら撒くのがよい」という意見。他にも、「研究者が好きなことをできる環境を」「役に立たない研究に価値がある」などなど。 だが、どんなに警鐘を鳴らして（鳴らしたつもりになって）も、政府も一般社会も反応する気配はない。たまに、ノーベル賞学者が同じコメントを発し、マスコミがそれを取り上げると、研究者は「そうだ！、その通りだ！」と反応します。だが、マスコミの取り上げ方自体が、どうもおざなりな感じで、何も変化が起きる気がしません。もちろん、政府は全く反応しない。研究者としては、

[katsumushi]

研究費ではなくて「必要な」研究をする研究者の生活を支援して欲しい。必要性を納得してもらわないと。

[bn2islander]

”文科省の科研費です。それが、専門の科学者の間で査読を行い、厳しく選別された後に配分される。“ 研究費配分の権限持ってるの科学者じゃんと言う話になると思いますが……

[Nyoho]

良いね。伝え方を考えよという提言。

[katsyoshi]

先見の明がおありの皆さんへ研究者からの提言です

[takeda25]

“「科学者の相互評価システム」まかせろ”「に」が抜けてる。

[houyhnhm]

うーん、そもそも市井の人が理解してない訳ではないと思うよ。それよか研究室の貧乏くさいところをちゃんと見せて行くのが重要。演出より表出だよ。

[zg90]

ここは客観的な研究があればみてみたい＞「科学は総合力であり、幅の広さが力」

[marmot1123]

まったくもってその通りだと思う。自分も気をつけたい。