札幌で"多発"「おれおれ」詐欺 被害者 電話先の偽の"息子"の言葉信じてしまう 100万円規模被害

北海道内では、偽の息子や親族からの電話がきっかけで現金をだまし取られる事件が相次いでいます。 4月5日、札幌市手稲区に住む70代女性の自宅に、息子を名乗る男から「会社の重要書類の送り先を間違えてしまい、契約金の準備ができない。会社の上司の親が契約金の半分を建て替えてくれる」などと電話がありました。 女性はその言葉を信じ、自宅付近に現れた"息子の上司の弟"を名乗る男に現金150万円をだまし取られました。 また同じ5日、札幌市中央区に住む80代男性は、息子を名乗る男から「書類を間違えて送り、100万円が必要」との嘘の電話を信じ、現金を用意。 自宅近くにやってきた男に現金140万円をだまし取られました。 警察は、事件を捜査するとともに、親族を名乗り金を要求する電話は詐欺だとして注意を呼び掛けています。