日銀の白川元総裁が経済学者サマーズ氏の講演で非常に興味深い質問をしていた | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

さて、これまでアメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏のPeterson Institute for International Economicsにおける講演の内容を報じてきたが、実はこの講演に黒田氏の前に日銀の総裁だった白川方明氏が出席しており、サマーズ氏に向けてなかなか面白い質問をしていた。この記事で紹介したい。 質問タイムに白川氏登場 このサマーズ氏の講演についてはこれまでの記事で取り上げている。 サマーズ氏: 高齢化社会で今後政府の予算は増えてゆくべき サマーズ氏: アメリカはあと0.5%利上げする だがこの講演を聞いていて驚いた。講演後に当てられた質問者の中からいきなり次の声が聞こえてきたからである。 白川方明です。日本銀行の元総裁です。 だがこの質問が秀逸だった。 白川氏の質問は中央銀行のインフレ目標に関するものである。中央銀行は一般に2%のインフレ目標を掲げること

[sogohyakkaten]

白川時代にデフレが進み、株価低迷し、円高になり、企業は海外に工場つくり国内産業が空洞化し、失業率も上がった。一方米国はリーマンショックからさっさと立ち直った

[howlingpot]

そろそろ半年経つのか https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32797 白川が黒田同様に消費増税推進派だったのは常識だけど、総裁在任中の責任逃れから理屈を逆算して財出原理主義者に転向した形かな。

[lli]

白川さんも金融緩和めっちゃしてたじゃん。安定して2%を超える緩和はせず伝統的手法で実施したというだけ。そもそも今は供給不足に端を発するインフレで財政駆動とは言い難い。万能とはとても言えない。

[quabbin]

リフレ派批判か。たしかに、リフレ派の頼みの綱は「デフレ」であり、批判することに快感を感じるだけの生産性のない人たちだったわけで、その皮肉はわかる。

[kusomamma]

“白川氏はアベノミクスのリフレ政策を受け入れることを拒否し、政治的都合で紙幣印刷をやりたがった安倍氏によって日銀総裁の座を降ろされた。"ストレートすぎるわw

[morita_non]

そもそもインフレになって、インフレ目標を上げろ。とか言ってるアホ政治家がどこにどれくらいおんの？インフレなのに減税するとか言ってすぐ退陣させられた人がいたり、FRBが金利引き上げてるのはなんなん？

[nuara]

金じゃぶじゃぶにした副作用が目に見えて来ても、いまだにリフレを称える人がいる事に驚く。自分の今さえ良ければ良いのかな。

[SEIKI]

この人相変らずだね。かわいそうに。

[osaan]

これはおさえておこう