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そのクルマは圧倒的オーラを放っていた──カーデザイナー奥山清行が「kode57」を語る
「無駄のないラインと質感。プラダのハンドバックを見ているかのようだね」 kode57を目にしたヨーロッパ... 「無駄のないラインと質感。プラダのハンドバックを見ているかのようだね」 kode57を目にしたヨーロッパで活躍する著名フォトグラファーの一言だ。 なるほど上手く表現するな、と思った。奥山清行の手によって完成したKode57は低くワイドなオープンボディと相まって、見た目のインパクトはとてつもなく大きい。しかし、じっくりと眺めても、そこには何のギミックもない。余計なものを取り去った、いわば“研ぎ澄まされた美”が浮かび上がってくる。 2016年に北米で開催された自動車イベント、モントレー・カーウィークのクエール・ロッジにてワールドプレミアとなったKen Okuyama Carsのフュー・オフ・カーズ(few-off cars 5台のみ作ると言われている)であるKode57は、早くもプロダクションモデルが完成し、先日、顧客のもとにデリバリーされた。 Kode57が表参道を走った ひとつのエピソード
2017/08/31 リンク