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クィアの人々の「リアルな生活」に、作家として言葉と物語を与えること──ブッカー賞最終候補作『その輝きを僕は知らない』解説(早稲田大学教授・佐久間由梨)|Hayakawa Books & Magazines(β)
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クィアの人々の「リアルな生活」に、作家として言葉と物語を与えること──ブッカー賞最終候補作『その輝きを僕は知らない』解説(早稲田大学教授・佐久間由梨)|Hayakawa Books & Magazines(β)
クィアの人々の「リアルな生活」に、作家として言葉と物語を与えること──ブッカー賞最終候補作『その輝... クィアの人々の「リアルな生活」に、作家として言葉と物語を与えること──ブッカー賞最終候補作『その輝きを僕は知らない』解説(早稲田大学教授・佐久間由梨) 英国最高の文学賞ブッカー賞2020年度の最終候補の5作に、デビュー作でありながら選出された『その輝きを僕は知らない』(原題:REAL LIFE、翻訳:関麻衣子)は、中西部の都市の大学院に通う黒人のゲイの学生と、その周囲で揺れ動く人間関係を描いた作品です。 日本語版書影 装画:カチナツミ 装幀:田中久子あらすじ:ある輝かしい夏の日。中西部の名門大学の大学院で、生物化学の研究をするウォレスは二つの“死”に直面していた。一つは、二週間前に亡くなった父の死。もう一つは、夏のすべてを費やした線虫の培地にカビが生え、瀕死状態となっていること。しかし、ウォレスはこれっぽっちも悲しみを感じていなかった。感情と向き合うことを避けていた中、同級生の同性の友人と