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大雪に続き完全孤立 能登町・北河内「ずっとおびえとらんなん」 寝たきり高齢者ら20人 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
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大雪に続き完全孤立 能登町・北河内「ずっとおびえとらんなん」 寝たきり高齢者ら20人 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
先月の大雪で孤立集落となった能登町北河内地区は能登半島地震による崖崩れで道路やトンネルが寸断され... 先月の大雪で孤立集落となった能登町北河内地区は能登半島地震による崖崩れで道路やトンネルが寸断され、再び「完全孤立状態」となった。電気も遮断された山あいの集落には、寝たきりの高齢者や愛犬を連れた家族ら約20人が身を寄せる。取材のため何とかたどり着くと、不安で夜も眠れないという住民は「ずっとおびえとらんなん」と身も心も疲弊しきっていた。(社会部・山科耀) 北河内地区に通じるトンネルの入り口は、のり面が崩落して車では通れない。長さ806メートルのトンネルを歩いて抜けた。地区内の集会所を訪ねると、寝たきりの高齢者や愛犬を抱える住民ら5人が疲れ切った表情を浮かべ、石油ストーブで暖をとっていた。 地区最奥部の上河内に向かおうとしたが、崩れ落ちた崖が高さ10メートルほどの壁となり、道を遮っていた。自営業の片村良一さん(57)は、上河内に15人が避難しているとし、「向こうのみんなは元気なんか。不安で仕方な