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「名門銀行子孫」のあっけない幕切れ 新生銀行・SBI・金融庁、TOB騒動の背景に三者三様の失策
「名門銀行子孫」のあっけない幕切れ 新生銀行・SBI・金融庁、TOB騒動の背景に三者三様の失策:迷走・... 「名門銀行子孫」のあっけない幕切れ 新生銀行・SBI・金融庁、TOB騒動の背景に三者三様の失策:迷走・モラル欠如・皮算用(1/5 ページ) インターネット証券大手のSBIホールディングス(以下、SBI)から敵対的TOBを仕掛けられた新生銀行。同行は臨時株主総会で防衛策の是非を問う予定でいたところ、総会の開催前日に防衛策の取り下げを発表し、総会も中止して、SBIの買収提案を受け入れることを決めました。本記事では、約3カ月超にわたる新生銀行を巡るTOB騒動を、当事者である新生銀行、SBIとキャスティングボードを握った「政府=金融庁」それぞれの立場から検証し、総括してみます。 新生銀行が最終的に防衛策の株主総会決議を諦めた理由は、約2割の議決権を持つ政府が新生銀行の防衛策に賛成しない方針を明らかにし、総会で否決される可能性が高まったからに他なりません。SBIに仕掛けられた敵対的TOBによる買収圧
2021/12/30 リンク