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死蔵状態から全社展開へ、社員が育てた三城HDのiPad活用文化
「メガネの三城」や「パリミキ」で知られるメガネ販売大手の三城ホールディングスは、2011年に全国約100... 「メガネの三城」や「パリミキ」で知られるメガネ販売大手の三城ホールディングスは、2011年に全国約1000店舗へiPadを導入した。当時は登場間もないiPadを大規模導入する先駆的な事例として注目を集めたが、実は導入後に店舗で“死蔵化”してしまうケースが相次いだ。現在は社員向けに4000台を追加導入中だが、その背景には社員によるiPad活用文化の創造と定着があった。これまでの道のりを同社Digital Device Solutionsの河村和典氏に聞いた。 効果の見えない1年半 三城ホールディングスがiPadの店舗導入を表明したのは2010年秋のこと。同年春に発表されたばかりのiPadをすぐに米国から調達し、「年配者でも使いやすい」との感触を得てトップダウンでの導入が決まった。「お客様は店舗でメガネ選びや視力検査、レンズの調整など長い時間を過ごされるため、その間にiPadで楽しんでいただき
2013/11/19 リンク