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それでも、巨象「テレビ局」は滅びない
著者プロフィール:新崎幸夫 南カリフォルニア大学のMBA(ビジネススクール)在学中。映像関連の新興Web... 著者プロフィール:新崎幸夫 南カリフォルニア大学のMBA(ビジネススクール)在学中。映像関連の新興Webメディアに興味をもち、映画産業の本場・ロサンゼルスでメディアビジネスを学ぶ。専門分野はモバイル・ブロードバンドだが、著作権や通信行政など複数のテーマを幅広く取材する。 ロサンゼルスでメディアについて学んでいると、日本のテレビ業界と米国のテレビ業界の違いを感じることが多い。さらに言えば、「なぜ日本ではこれほどテレビ局が強いのか」を考えさせられる機会が多い。 日本のテレビ局は現状、エンターテイメント業界で巨大な支配力を誇る一大組織だ。社員の待遇もよく、キー局社員の平均年収は飛び抜けて高い。最近ではネット勢力の台頭があり、状況の変化がささやかれているが、しばらくはその“強さ”は変わらないだろう。なぜなのか、順を追って説明しよう。 機能分離が進んだ米国テレビ業界 米国のテレビ業界は、「コンテンツ
2008/05/27 リンク