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躍進する交通IC系電子マネー――次なる注目は“レールサイド圏外”
交通IC系電子マネーの好調が鮮明になった。既報のとおり、SuicaとPASMOの7月の電子マネー利用件数が3271... 交通IC系電子マネーの好調が鮮明になった。既報のとおり、SuicaとPASMOの7月の電子マネー利用件数が3271万件と、初めて3000万件を超えたとJR東日本などが発表した。実際に首都圏で生活すれば分かるが、駅ナカはもちろん、駅周辺でもSuica/PASMOの利用シーンは完全に定着。特に朝夕の通勤時間帯は、駅ナカや駅周辺のコンビニエンスストアでSuica/PASMO電子マネーを使って買い物をする人はとても多い。東京のライフスタイルに、SuicaやPASMOは完全に溶けこんでいる印象だ。 交通IC系の電子マネーは、「電車・バスに乗るため」と第一義の目的がはっきりしているため、チャージ(入金)の必然性があり、“かざす”という利用シーンが日常化しやすい。さらに駅と駅周辺、いわゆる「レールサイド」の多くのユーザーがいるため、加盟店も対応しやすく、利用促進もしやすいという特長がある。西日本鉄道のn
2008/08/11 リンク