ITmedia News：“テレビの技”でネットに切り込む――「ニュース・プラス1」配信 (1/2)

「ネットの1万アクセスが、本当に愛しい」――日本テレビ放送網の担当者はこう漏らす。テレビ局は、何千万人もを惹きつける番組制作ノウハウを持つ。しかし“ネット視聴者”は、数万人をつかみ取るのも難しい。 テレビ局ならではのネットコンテンツとは何か――「ニュース・プラス1」の当日配信が、答えの1つだ。ニュース動画のネット配信は珍しくないが、テレビで放送した番組をそのまま、2時間後に配信するのは国内初の試みだ（関連記事参照）。 東京・汐留にある日テレ本社。午後5時50分の放送開始と同時に、ネット配信向けエンコードが始まる。編集ブースでは、権利の関係で配信できないコンテンツが抜かれ、再エンコードに回る。 例えば、トリノ五輪の映像はネット配信が一切不可。著作権のある音楽やタレントの出演部分など、権利者との合意が取れていない内容も全カットだ。27分間の番組を数十分で編集し、配信可能なコンテンツに仕上げる。

[ka-wara]

060217金17,

[dodolaby]

短く切り出せば、こちら側の意図に沿って演出できるし、それがテレビの作り方。しかし、そういった編集を嫌う人もいるし、全体の中で乙部さんが何を言いたかったのか見たい人はいるだろう

[cubeisthebest]

“テレビ局でないとできない何か”をネットに持ち込もうと、日テレは試行錯誤を続ける。新聞や雑誌は、これまで培ってきたノウハウを、ネット上では簡単に捨てている。それが理解できない

[zoffy]

悩む日テレ。

[hiroomi]

HDカメラのファインダがモニタなのに驚き(重ささえ考えなければ当然か)。本題の権利問題は、広告(無料)放送だと、輪をかけて問題になりそうだ。根本的に解決しないかもね。

[nitoyon]

新参ネット企業でもできる“ネット的”なことはやらない。ニュース+1を数十分で編集し、2時間後には配信。第二日本テレビではインタビューのノーカット版なども試みている。