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船舶の排熱から電力、燃料費を2%以上改善可能
神戸製鋼と旭海運は、船舶用のバイナリー発電システムの開発に乗り出す。燃料費と二酸化炭素排出量を改... 神戸製鋼と旭海運は、船舶用のバイナリー発電システムの開発に乗り出す。燃料費と二酸化炭素排出量を改善することが目的だ。2016年度にも実船搭載を目指す。 「船舶を運行する場合、変動費の大半は燃料費である。これをたとえ1%でも削減できる技術が強く望まれている」(神戸製鋼)。 同社は船舶のエンジンが排出する熱に注目した。排熱のうち、高温蒸気は一部利用が進んでいる。無駄になっているのは150度以下の排熱だ。そこで、この温度帯の熱源から電力を取り出すことが可能な「舶用バイナリー発電システム」の開発に乗り出す。 生み出した電力を船舶動力の補助電源として使うことにより、使用燃料と排出する二酸化炭素(CO2)をそれぞれ2.6~2.9%削減することが目標だ*1)。二酸化炭素の削減も重要だ。2013年1月から、船舶エネルギー効率改善計画を船上保持することが義務付けられており、二酸化炭素排出量を管理しなければな
2014/04/10 リンク