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巻頭エッセイ(『科学』2022年11月号) - 岩波書店
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巻頭エッセイ(『科学』2022年11月号) - 岩波書店
33年後のつぶやき 田島節子 (たじま せつこ 大阪大学名誉教授、日本物理学会会長) 1988年,銅酸化... 33年後のつぶやき 田島節子 (たじま せつこ 大阪大学名誉教授、日本物理学会会長) 1988年,銅酸化物高温超伝導体発見直後の研究現場の大混乱を経験した私に,「高温超伝導と女性研究者」というテーマで文章を書いてほしい,と日本物理学会から依頼があった。正直なところ「???」という気持ちであったが,自分なりに解釈して,「物理学者は女性がお嫌い?」というエッセーを書いた(1)。研究には,いろいろな意味での「ゆとり」が必要だという趣旨の文章だったが,あれから33年,世の中は変わっただろうか。 まず女性研究者の議論以前に,この30年で研究者を取り巻く環境は大きく変わった。国家公務員の数を減らすことが当初の主目的だった国立大学改革関連のさまざまな施策が,次から次へと打ち出され,日本の研究現場は回復不能なくらい体力を奪われていった。バブルがはじけた後の日本経済の凋落に引きずられるように,社会からアカデ