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【話の肖像画】作家・宮本輝(5)大人になってもボクは「大阪の子」(1/2ページ)
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【話の肖像画】作家・宮本輝(5)大人になってもボクは「大阪の子」(1/2ページ)
〈平成7年の阪神大震災で兵庫県伊丹市の自宅が倒壊した〉 当時、ボクは富山にいて、(自宅にいた)家族... 〈平成7年の阪神大震災で兵庫県伊丹市の自宅が倒壊した〉 当時、ボクは富山にいて、(自宅にいた)家族も無事やったけど、家はほぼ全壊、四角い家がひし形になっていた。書斎はめちゃくちゃで、大事な本が随分、なくなった。危なくて取り出せませんでしたからね。とにかく、あんなことが起こるなんて考えもしなかった。「活断層」なんて言葉も初めて聞いたしなぁ。 〈その後も、ずっと関西がベース〉 典型的な「大阪の子」やからねぇ、大人になっても…。東京の文壇との付き合いもないから、ボクが出版社にとって「どれぐらい部数を見込める」作家であるのか? なんてボク自身、長い間、知らなかった。 (若くして)芥川賞(『螢川(ほたるがわ)』昭和53年)をいただいたけれど、順風満帆なんてとんでもない。「パニック障害」は治っていないし、そのうちに肺結核で入院してしまう。これで何とか女房、子供を養っていけると思ったら、働けなくなったん