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何週間も待つ保育所入所選考が5秒で 富士通と九州大学がAIで最適割り当て
保育所が抱える課題は「待機児童」の問題だけではない。多くの入所希望者のうち誰をどこの保育所に入れ... 保育所が抱える課題は「待機児童」の問題だけではない。多くの入所希望者のうち誰をどこの保育所に入れるか、複雑な条件を考慮するため保育所の割り当て作業には人手と時間がかかる。このため、保護者への結果通知が遅れ、職場復帰に悪影響を与えている。 富士通と九州大学の合同研究チームが2017年8月30日、AI(人工知能)を使って、わずか数秒で最適な保育所の割り当て作業を行なうシステムを開発したと発表した。 保育所の入所を待つ親の職場復帰もスムーズに 富士通などの発表資料によると、保育所入所の選考では、自治体ごとに決めている申請者の優先順位に基づき、様々な条件をかなうよう配慮される。たとえば、「兄弟姉妹を同じ保育所に入れてほしい」「家の近くに入所したい」「入所するタイミングは、仕事復帰する○年○月頃に」などだ。一方、受け入れる保育所側にも人数や年齢などの条件がある。こうした申請者の希望ができる限りかなう
2017/09/05 リンク