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有機農業とは65【今さら聞けない営農情報】第184回
国は、肥料原料の価格高騰に対応した肥料価格高騰対策事業を実施し、海外原料に依存している化学肥料の... 国は、肥料原料の価格高騰に対応した肥料価格高騰対策事業を実施し、海外原料に依存している化学肥料の低減や堆肥等の国内資源の活用等に取り組む農業者に対し、肥料コスト上昇分の一部(7割)を支援しています。この事業は、15項目に上る化学肥料低減に向けた取り組みのうち、2つ以上を実行または強化・拡大することで補助を申請できます。 今回は、⑤汚泥肥料の利用を紹介します。 汚泥肥料とは、文字どおり汚泥を原料に使用した肥料です。 その原料となる汚泥は、生活雑排水やし尿、食品工場排水を下水処理場や工場内の処理施設等で、排水中に含まれる環境汚染の原因となる様々な物質を取り除き、浄化した際に発生するものです。その主なものは、浄化に使用された微生物の死骸が集まって沈殿したものです。汚泥は、植物に有益な窒素、リン酸などの栄養分を豊富に含んでいるものの、排水に含まれていたカドミウムや水銀などの有害な重金属も高濃度に含
2023/01/21 リンク