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測定時間わずか3分 土壌中の放射線分布測定装置開発 農研機構
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測定時間わずか3分 土壌中の放射線分布測定装置開発 農研機構
土壌中の汚染の深さを把握することにより、除染範囲の特定と除染対策を効率的に実施することが可能とな... 土壌中の汚染の深さを把握することにより、除染範囲の特定と除染対策を効率的に実施することが可能となる。しかし汚染の状況を把握するには、放射性物質の平面的分布や深さ別の分布が必要で、従来の測定では、土壌サンプルを実験室に持ち帰る必要があり、時間がかかっていた。 今回、農研機構が福島県土地改良事業団体連合会と応用地質(株)と共同で開発した装置は、土壌にセンサー部を挿入することで、深さ別の放射線を短時間で、例えば表層5cmの放射性セシウム濃度が8000Bq/kgの土壌であれば3分以内で、測定できるというもの。長さ50cmのセンサー部に複数のガンマ線検出器を搭載することで、挿入した土壌中の放射線を2.5cmきざみで深さ別に測定することを可能にした。 またセンサーを挿入できる対象であれば土壌以外でも測定が可能。センサー部は完全防水のため、貯水池での測定などもできる。 同装置は応用地質(株)から販売され