【新型コロナ】船員感染リスク高まる。コンテナ船で複数例|日本海事新聞 電子版

全世界で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、乗船中の乗組員への感染リスクが高まっている。海外報道によると、デンマーク海運大手マースクや仏CMA-CGMの大型コンテナ船で船員が同ウイルスに感染した模様。こうした事態を回避するべく、船員配乗を担う船主の中には「緊急対応計画」を策定し、船内に消毒剤やマスクを完備する動きも出てきた。パンデミック（世界的大流行）下でサプライチェーンを維持するために海運業界では船内感染対策が急務となっている。 大型コンテナ船の感染事例では先週末、中国・寧波港に停泊中のマースク運航「GJERTRUD MAERSK」（1万150TEU型）で複数の船員に新型コロナへの感染が確認された。 中国現地紙によると、同船は香港から3月17日に寧波に到着。感染した船員は寧波市の病院に収容され、交代要員の乗船と船内安全対策がとられたという。 スペイン沖ではCMA-CGMの1万6000TE

[mabarasuji]

“デンマーク海運大手マースクや仏CMA-CGMの大型コンテナ船で船員が同ウイルスに感染した模様。”