神戸新聞NEXT｜スポーツ｜東西の雄「断交」、他校も関学大に追随へ アメフット危険反則

日大のアメリカンフットボール部選手の悪質な反則問題は２６日、指導陣による指示を否定した日大側の再回答に関学大が「極めて不自然」と疑念を深め、日本のアメフット界をリードする東西の両雄の「断交」に至った。警察による捜査の行方は見通せないが、関東学生連盟は独自調査で監督の意図的な反則の指示を認定する方向。関学大に追随する動きは広がるとみられ、昨年の大学日本一の名門が窮地に追い込まれつつある。 「これ以上の問答は平行線をたどる可能性が高い。最終的には捜査機関の捜査によって真相が究明されることを強く希望する」。１７日の会見では日大側の「自浄作用」に期待した関学大の小野宏ディレクターだが、伝統の定期戦の当面中止を発表した２６日の会見では、警察の手に委ねる姿勢を強く示した。 関学大の選手側の大阪府警への被害届を受け、移送先の警視庁は傷害容疑を視野に捜査を進める。反則行為をした選手や、内田正人前監督、周囲

[yakouhai]

“日大関係者は「（現状が）大学の上層部にどう響いているかだ」と危機感を募らせる。”体育会に牛耳られている理事会が、体育会の信用失墜に平気でいられるはずがないが、権力を握ると見方も変わってしまうのか。