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京都「妖怪ストリート」から妖怪消滅の危機 百鬼夜行伝説由来の観光名所|社会|地域のニュース|京都新聞
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京都「妖怪ストリート」から妖怪消滅の危機 百鬼夜行伝説由来の観光名所|社会|地域のニュース|京都新聞
「妖怪ストリート」として知られる京都市上京区の大将軍商店街で、店舗前に並ぶ妖怪のオブジェが姿を消... 「妖怪ストリート」として知られる京都市上京区の大将軍商店街で、店舗前に並ぶ妖怪のオブジェが姿を消しつつある。ユーモアたっぷりのデザインで名物にもなっているが、経年劣化による廃棄や店舗廃業が続いているためだ。商店街の人出不足も重なり、再製作に乗り出せずにいる。 オブジェは大人の腰ほどの高さで、パン屋では食パン、揚げ物店ではコロッケの形をした妖怪など店舗ごとに特徴がある。オブジェの前で写真撮影する観光客や散歩途中で足を止めて眺める親子連れも多い。 同商店街を通る一条通は平安時代、捨てられた古道具が妖怪となって行進した百鬼夜行の伝説が残る。これにちなんで、同商店街振興組合は2005年から、妖怪をテーマにしたまちおこしを手掛けてきた。 オブジェもその一環で、同年から数年間、商店主らが力を合わせて、手作りで数を増やした。妖怪が古道具由来であることから、オブジェの材料には段ボールや端切れなどの廃材を使