【60秒解説】 インドの戦略立地拠点、AP州

世界第2位、13億人もの人口を誇るインド。都市では、首都のニューデリーやムンバイが有名ですが、いま、新たな成長拠点が生まれつつあります。 インド全土は29の州にわかれています。その州のひとつ、アンドラ・プラデシュ州（AP州）は、人口、約5,000万人。ひとつの州だけで日本の総人口の40%に相当します。1,000kmもの長い海岸線でインド洋に面しており、日本でいえば、ちょうど茨城・千葉から北九州・大分までに相当する長さです。 このAP州から、インド洋をまたいだ反対側には、ミャンマーや、タイ、マレーシア、インドネシアなどのASEAN各国が位置しています。まさに、インドの巨大な市場にアクセスする際の玄関口として、戦略的な位置にAP州があるのです。AP州のすぐ南には、自動車産業が盛んなチェンナイ（旧マドラス）もあります。AP州南部は、今後、チェンナイに続く製造拠点となると期待されています。

[hungchang]

「アンドラ・プラデシュ州（AP州）は、人口、約5,000万人」「1,000kmもの長い海岸線でインド洋に面し」「AP州南部は、今後、チェンナイに続く製造拠点となると期待されています」