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胎児期に脳ができる仕組みの新たな発見|東京都
2018年04月16日 (公財)東京都医学総合研究所, 福祉保健局 胎児期に脳ができる仕組みに新たな発見 最も... 2018年04月16日 (公財)東京都医学総合研究所, 福祉保健局 胎児期に脳ができる仕組みに新たな発見 最も早く生まれる神経細胞からのシナプス伝達が大脳新皮質形成を制御 公益財団法人東京都医学総合研究所・神経回路形成プロジェクトの丸山千秋副参事研究員と前田信明プロジェクトリーダーらの研究チームは、胎児期に脳ができる仕組みの新たなメカニズムを明らかにしました。思考や言語機能などを司る大脳新皮質は哺乳類でのみ発達し、6層の構造内に神経細胞が精緻に配置されています。この構造の乱れは自閉症や統合失調症などの精神疾患の発症につながることがわかっています。大脳新皮質の6層構造は胎児期に脳深部で生まれた神経細胞が脳表面に向かって次々と移動していくことによって形成されます。研究チームはこの「移動」を促す信号が送られる仕組みを世界で初めて解明しました。「サブプレートニューロン」は、大脳新皮質で最も早く誕生