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21年度 ノネコ捕獲124匹 不妊手術済みが4割 人里からの流入顕著に 奄美大島
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21年度 ノネコ捕獲124匹 不妊手術済みが4割 人里からの流入顕著に 奄美大島
環境省が奄美大島の山中で進める野生化した猫(ノネコ)の2021年度の捕獲状況がまとまった。捕獲数... 環境省が奄美大島の山中で進める野生化した猫(ノネコ)の2021年度の捕獲状況がまとまった。捕獲数は124匹と、作業エリアを拡大したことで前年度(27匹)の約4・6倍に増えた。捕獲した猫のうち、元は集落などにいたとみられる不妊手術済みの個体が約4割を占め、人里からの流入が顕著になった。環境省は、ノネコの元になる野良猫や飼い猫の地元自治体による管理対策と「連携した動きが不可欠」としている。 ノネコの捕獲は、アマミノクロウサギなど希少動物が襲われる被害を防ぎ、生態系を保全する目的で、環境省と県、島内5市町村が策定したノネコ管理計画に基づいて18年7月に始まった。初年度の捕獲数は43匹。作業エリアを拡大し、捕獲用のわなを増設した19年度は125匹と増えたが、20年度は27匹まで減っていた。 21年度は作業エリアを約3・8倍の約385平方㌔と、島全体のおよそ半分の面積に拡大。わな430基を設置し、作