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中国宇宙開発 メンバー構成が共産党支配時代の終焉物語る?
江沢民前国家主席の容体が深刻な状態にある中国。その社会の裏側では、確実に変化する同国の内部事情が... 江沢民前国家主席の容体が深刻な状態にある中国。その社会の裏側では、確実に変化する同国の内部事情が透けて見える。ジャーナリスト・富坂聡氏がレポートする。 * * * 経済発展はしているものの格差など問題を抱える中国では、国民をまとめるための国威発揚のイベントが欠かせない。 共産党創立九十周年を祝う今年は、北京―上海を結ぶ高速鉄道がクローズアップされたが、本来、この役割は軍事が担ってきたものだ。 古くは原爆実験の成功であり、最近では空母建造や宇宙開発である。とくに通常兵器での不利を最先端の技術一本に絞って対抗する戦略を取ってきた中国は、宇宙でアメリカをキャッチアップすることを大きな目標に据えてきた。この目標は着々と進められている。 今春には、嫦娥二号が月探査任務を完了。今後チャレンジが予定される嫦娥三号・四号による月面軟着陸の条件を整えたとされる。 さらに六月には宇宙ステーション天宮一号
2011/07/09 リンク