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打撃投手の年俸500~800万円 チーム最大貢献なら1000万円も
ユニフォームを着た投手だが「選手」ではない。支配下登録はされておらず、背番号は3桁。仕事は「打者に... ユニフォームを着た投手だが「選手」ではない。支配下登録はされておらず、背番号は3桁。仕事は「打者に打たれること」――。 グラウンドで最も輝くマウンド近くにいながら、どこか哀愁漂う存在、それが「打撃投手」である。しかしその仕事は、チームの浮沈を左右するほどの重要なものであることは、あまり知られていない。 打撃投手は強靱な体力が必要だ。「肩は消耗品」といわれる現代野球にあって、打撃投手はそれに完全に逆行する生活を送っている。シーズン中なら1日に約120球、多いときは150球を投げる。試合前には必ず投げ、休みはほとんどない。当然、疲労は蓄積しやすい。 だが、球団のトレーナーはあくまで選手のための要員なので、打撃投手がマッサージを頼むわけにもいかない。イチローの打撃投手だった奥村幸治氏は、「ホーム球場では特打もあるので、昼前には必ず球場入りしてウォーミングアップ。いつでも投げられるようにスタンバイ
2018/04/17 リンク