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「純と愛」敏腕脚本家の刺激的展開 毎朝見ると疲れるとの声
NHKの朝ドラはその歴史、幅広い視聴者層、長期間に及ぶ放送からして独特の番組だ。それだけに制作側も“... NHKの朝ドラはその歴史、幅広い視聴者層、長期間に及ぶ放送からして独特の番組だ。それだけに制作側も“独特の演出”を求められるのだろうか。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * NHK連続テレビ小説『純と愛』も残すところあと1/3。2か月を残すだけとなりました。視聴率は17~18%台と、低下することもなく一定の水準を保っています。いまだにお茶の間の関心を惹きつけ続けている、と言っていいでしょう。 ラストへ向かっての「視聴率維持」の工夫の中に、ある問題が隠れている、と思うのは私だけでしょうか? 最近のストーリーは、DV、立てこもり、離婚、失業、認知症。乳幼児を火傷させる。包丁をとり出して自殺未遂。とにかく刺激的でダークでエグいエピソードを狙っているのか、その連続です。 一言で表せば、刺激、刺激、刺激。小さな人間集団の中に、次から次へと刺激物を投入する脚本家・遊川和彦氏。
2013/02/13 リンク