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劇中で妻に先立たれる役演じた佐藤浩市 夫婦観について語る
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劇中で妻に先立たれる役演じた佐藤浩市 夫婦観について語る
映画『愛を積むひと』(6月20日公開)で、役者としての新境地を開いたと話題になっている佐藤浩市(54才... 映画『愛を積むひと』(6月20日公開)で、役者としての新境地を開いたと話題になっている佐藤浩市(54才)。本年は本作に続き、『HERO』(7月18日公開)、主演作『起終点駅 ターミナル』(11月7日公開)など来春までに5本の出演作の公開が予定されている。 佐藤は、仕事一筋で生きてきた、実直で不器用な主人公・小林篤史を白髪姿で熱演。佐藤の妻を樋口可南子が、娘を北川景子が演じている。監督・脚本は朝原雄三氏が務めている。佐藤に本作について聞いた。 ――不器用な夫が、劇中で妻に先立たれ途方に暮れてしまいます。演じてみて、夫婦観は変わりましたか? 「隣にいる人の重さというのか、伴侶という言葉の意味合いって、時間とともに変わっていくものだと思いましたね。自分のことを振り返ってみれば、伴侶という言葉の重みを20代、30代では、本当のところはわかっていなかったと思います。40代、50代でようやく少し感じら