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まるで「対岸の花火」......日本人は金正恩の「ミサイル挑発」にどう向き合うべきか?
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まるで「対岸の花火」......日本人は金正恩の「ミサイル挑発」にどう向き合うべきか?
1月28日の北朝鮮によるミサイル発射を報じる韓国のテレビ映像 KIM JAE-HWANーSOPA IMAGESーREUTERS <... 1月28日の北朝鮮によるミサイル発射を報じる韓国のテレビ映像 KIM JAE-HWANーSOPA IMAGESーREUTERS <北朝鮮は原潜による巡航ミサイル発射へ向け、着々とその技術を高度化している。しかしまるで「対岸の花火」でも見るかのように、日本人は度重なるミサイル発射に慣れてしまった。加速する金正恩の挑発を正しく評価・分析する> この2年ほど、北朝鮮がそれまでにも増して、韓国、日本、アメリカに対する挑発を強めている。北朝鮮の最高指導者である金キム・ジョンウン正恩が戦争への決意を固めたと考える専門家もいるが、その可能性は低い。しかし、挑発的な行為が引き金になって、北朝鮮の被害妄想と日米韓の恐怖心が軍事衝突に発展する危険は排除できない。 金は2022年3月に、17年以来のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射に踏み切ったのを皮切りに、ミサイル発射を繰り返すなど、挑発の頻度とレベルを高めて