アベノミクスが目を背ける日本の「賃金格差」

先日、海外経済誌主催のコンファレンスにパネリストとして参加する僥倖に恵まれまして、いそいそと馳せ参じて持論を展開して参りました。消費税増税に対して海外の反応がネガティブなのはある程度予想できましたが、今回のセッションでワタクシ自身がかなり意外感を持って受け止めたのは、日本の非正規労働者を含めた賃金格差の問題に海外の分析が非常にニュートラルでなおかつ踏み込んでいることでした。 端的に言えば、低賃金の非正規雇用の増加が、国内消費の低迷を招き、それが国内需要を圧迫している、というもの。この点については単なるワタクシの印象論と受け止められる恐れがありますが、昨今発表されたILO（国際労働機関）の「世界の雇用及び社会の見通し 2015 年版」の指摘とも重なっています。こうしたセッションで日本の雇用問題が取り上げられるのはILOの報告書の内容がかなり海外では浸透している証でもあるでしょう。 失われた日

[despair0906]

“非を認めた勇気と方向転換はリスペクトに値するものでもあるのですが、そこから目を背けてしまう。そうしたことに日本の抱える本質的な問題があるのかもしれません。”

[kagehiens]

消費税は事業税。シャウプ勧告で健全化した直間比率を戦前回帰させると・・・。

[shintya1228]

アベノミクスが目を背ける日本の「賃金格差」 via pocket

[unamu_s]

「増税で売上げが減る中で更なる60万円の捻出」→売上が減ったら消費税額も減るんじゃないかなー。もちろん税額が増えることもあるだろうけどそれでも60万円にはならないと思う。

[kastro-iyan]

非正規の雇用形態はどうでもよくて、非正規の賃金が低いのが問題だよな。同じ仕事をしてるのに賃金に差がある

[FTTH]

民主と維新、というか自民の反執行部がこういうの拾ってくれませんかね　／　ニューズウィークにここまで我が意を得たりな連載あったのか……