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極右政党を右派ポピュリズムへと転換させたルペンの本気度(後編)
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極右政党を右派ポピュリズムへと転換させたルペンの本気度(後編)
<フランス大統領選、情勢分析の後編。ルペンの対抗と目される中道候補マクロンは、若さと新しさでブー... <フランス大統領選、情勢分析の後編。ルペンの対抗と目される中道候補マクロンは、若さと新しさでブームを作ったがそのうわべだけの正体がバレ始めている> <前編から続く> すでに報道等で伝わるように、今の形勢では第一回投票でルペン1位、マクロン2位となっています。いずれの候補者も過半数は満たしていませんので、このままいけばこの二人が第二回での決選投票になる見込みとなります。ルペン支持者はルペン氏への投票の意志が固いのに対して、マクロン支持者は今後意志が変わるかもしれないと回答するなど、その多くがさほど「熱くない」支持の様子です。 とは言え、第二回投票では6割以上の有権者が、ルペン氏の行く手を阻むのではないかというのがもっぱらの下馬評であり、消去法的にマクロン氏を挙げる人も多いため、通常であればルペン氏は負けるはずです。しかしながら、米大統領選でのトランプ支持者同様に「隠れルペン」の存在は否めませ