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編集長対談・冷泉彰彦氏 その1「異議あり!『貧困大国アメリカ』」
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編集長対談・冷泉彰彦氏 その1「異議あり!『貧困大国アメリカ』」
今月発刊された『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』(阪急コミュニケーションズ)の著者で、当サ... 今月発刊された『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』(阪急コミュニケーションズ)の著者で、当サイトでブログを連載中の冷泉彰彦さんと本誌の竹田圭吾編集長が対談しました。その内容の抜粋を2回に渡って掲載します。1回目のテーマは「異議あり!『貧困大国アメリカ』」です。 竹田)今回、様々なメディアで違うテーマで書いたものをまとめられていますが、その中で核に据えたテーマは何ですか? 冷泉)就任後のオバマ政権について、日本での関心がとても薄れています。これは書かなければいけないなと感じ、いくつかのメディアに書いたものをまとめてみました。もう1つには、堤未果さんの『ルポ 貧困大国アメリカⅡ』(岩波新書)の中で、いくつか重要な指摘もあったのですが、オバマのアメリカもやはりダメだという断定がされていて、寂しく感じたことです。あれだけオバマの「チェンジ」が話題になったのだから、批判するにしてもオバマの業績を