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トランプ暴露本『炎と怒り』が政権崩壊を引き起こす可能性
<ニューズウィーク日本版1月16日発売号(2018年1月23日号)は、緊急特集「トランプ暴露本 政権崩壊の序... <ニューズウィーク日本版1月16日発売号(2018年1月23日号)は、緊急特集「トランプ暴露本 政権崩壊の序章」。話題の暴露本『炎と怒り(Fire and Fury)』の知っておくべきポイントと無視できない影響力を検証したこの特集から、ジョージタウン大学のサム・ポトリッキオ教授の記事を一部抜粋して掲載する。果たして暴露本騒動はトランプ政権の終わりの始まりとなるのか?> ドナルド・トランプ米大統領は本を1冊も読んだことがないそうだ。そんな男が1冊の本のせいで大統領の地位を失ったとしたら、これ以上ない皮肉だろう。 マイケル・ウルフの『炎と怒り』が描き出すトランプは、大統領の仕事に恐ろしく不適任で不安定な人物だ。注意力がひどく散漫で、ろくに字が読めない可能性もある。テレビの有名人だが、人生は何十年も下り坂。精神を病んでいる可能性も少なくない。国家の統治には興味がなく、人生で唯一忠誠を誓った対象─
2018/01/17 リンク