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オバマが恐れるムバラク後のエジプト
混乱は続く エジプトの首都カイロで広がる反政府デモは、アラブ世界に訪れる大きな変化の前兆か(1月2... 混乱は続く エジプトの首都カイロで広がる反政府デモは、アラブ世界に訪れる大きな変化の前兆か(1月28日) Goran Tomasevic-Reuters エジプトで大規模な反政府デモが続くなか、バラク・オバマ米大統領は「国王問題」に直面している。民主化運動が高まりを見せていた1978年のイランで、当時のジミー・カーター米大統領が直面したジレンマだ。長年アメリカの後ろ盾で独裁政権を敷いてきたイランのモハマド・レザ・パーレビ国王を支援し続けるべきか、それとも国王を見限って、民主化を求めて声を上げ始めた民衆を支持すべきか――。 カーターは両方をやってのけようと試みた。パーレビ国王への支援体制を軌道修正し、政治的な自由を呼びかけ、非武装のデモ参加者に対して武力行使を行わないよう警告した。ところが79年のイラン革命でパーレビ政権は倒され、パーレビに肩入れしてきたアメリカは新政権から激しい反発を受けた
2011/01/31 リンク