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まん延防止等重点措置と緊急事態宣言が新型コロナウイルス感染症の流行動態に及ぼした効果に関する定量的評価(暫定版)
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まん延防止等重点措置と緊急事態宣言が新型コロナウイルス感染症の流行動態に及ぼした効果に関する定量的評価(暫定版)
2021年6月14日 (掲載日:2021年6月16日) 国立感染症研究所 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策ア... 2021年6月14日 (掲載日:2021年6月16日) 国立感染症研究所 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード・ データ解析チーム PDF 要約 本報告では、2021年4月以降に実施されたまん延防止等重点措置(重点措置)と緊急事態宣言が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行動態に及ぼした効果について定量的評価を行った。流行動態の評価指標(アウトカム)としてCOVID-19の新規報告患者数と実効再生産数を、代替指標としてヒト移動データと繁華街の滞留人口を用いた。方法論は、大きく分類して分割時系列解析と実効再生産数の推定の2つのアプローチを採用した。 分割時系列解析では、COVID-19新規症例数、および6つのエリアカテゴリ(小売・娯楽、食料品店・薬局、公園、乗換駅、職場、住宅)における人流データを分析した。新規症例数については、毎日のPCR検査数やN501Y