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肯定を肯定する文学の力~岸政彦を読んで考える~(木股知史:甲南大学名誉教授)#不安との向き合い方|「こころ」のための専門メディア 金子書房
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肯定を肯定する文学の力~岸政彦を読んで考える~(木股知史:甲南大学名誉教授)#不安との向き合い方|「こころ」のための専門メディア 金子書房
昔から文学は人の心を救ってきました。不安にかられたとき、物語や小説に心救われた方は少なくないでし... 昔から文学は人の心を救ってきました。不安にかられたとき、物語や小説に心救われた方は少なくないでしょう。文学にはなぜ、そのような力があるのでしょうか。読者との間にどのような働きがあるのでしょうか。近代日本文学の研究者、木股知史先生にお書きいただきました。 文学が人間に救いや希望を与えるということはどういうことなのか。具体的な事例を通して考えてみたい。 社会学者の岸政彦氏に『断片的なものの社会学』(2015年6月、朝日出版社)という本がある。岸氏は人々の生活史のインタビューをとり、その語りから社会の歴史や構造を読みとる生活史調査を行ってきた。この本は、聞き取りを続けてきて感じた「分析も解釈もできないこと」を集めて言葉にしようとした試みである。あたかも短編小説を読むような感じがあり、文学に近い味わいがある。 最も記憶に残ったのは「時計を捨て、犬と約束する」という一編。著者が小学校一年生の時から飼