【産経抄】外交小国イギリス ６月１０日（1/2ページ）

１９３７年に英国の財務相から首相となったチェンバレンは、イーデン外相の反対を押し切って、ナチス・ドイツに対する宥和（ゆうわ）政策を進めた。軍備増強にともなう財政負担を恐れたからだ。結果的に大戦とホロコーストを招いた、と後継首相のチャーチルは、戦後厳しく批判する。 ▼英国はなぜ、中国の呼びかけに応じて、アジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）に参加を決めたのか。国際政治学者の細谷雄一慶応大教授は、先日の読売新聞紙上で説明するなか、チェンバレンに触れていた。 ▼今回の決定も、オズボーン財務相が、外務省の反対を抑えて主導したものだ。確かに、外交の論理より経済の論理を優先させる、よく似た図式である。英国では今、スコットランド独立やＥＵからの離脱を求める声が高まるなど、政治的な混乱が続いている。もはや「健全な外交を行うことは難しい」と、細谷さんは指摘していた。 ▼米国と英国の影響力がかげるのを見透かしたよ

[bogus-simotukare]

英国のAIIB参加を「チェンバレン時代の宥和外交」呼ばわりするさすがの産経。とりあえず「細谷雄一がバカor安倍ブレーン北岡並みの詭弁屋だ」ということがわかったのはよかった、サンキュー産経（毒）

[mustelidae]

ほんとは中露の動向とかどうでもいいと思ってるんじゃないのかな、産経の中の人は

[dd369]

なぜ集団的自衛権がなければならないのか説明できないから「自明の理」で押し通す産経。今までも憲法の範囲内で自衛隊が国際活動を行って評価されてるのに。

[doroyamada]

中国共産党をナチスに例えているわけですね。殺した人の数では上回っているらしいけど。

[brighthelmer]

チェンバレンの「宥和政策」に関しては、そんな単純な話ではなく、当時は英国も開戦の準備が整っていなかったとか、チェンバレン政権下でも英国政府の軍備拡張が続いていた等の反論もあるのだが。

[daybeforeyesterday]

はぁ

[oono_n]

安定の産経新聞。 "世論調査でも、反対が賛成を上回る。自衛隊が同盟国や友好国の軍と共同行動を取り、国際社会に貢献することで、日本の安全も担保される。自明の理のはずなのに"