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【産経抄】「金以外はメダルにあらず」の伝統を引き継ぐ柔道選手たち 「敗者」たちのネクスト・ワンに光あれ 8月14日(1/2ページ)
映画監督、黒澤明の言葉にある。「お客は、どんなに現場で苦労したかなんて知ったこっちゃない。スクリ... 映画監督、黒澤明の言葉にある。「お客は、どんなに現場で苦労したかなんて知ったこっちゃない。スクリーンに映ったものだけが全て」(PHP研究所、『黒澤明「生きる」言葉』)。裏で流した汗の量も、編集でカットしたフィルムの量も関係ない。映画の出来で勝負だ、と。 ▼五輪の季節に思い出す人がいる。「世紀の誤審」でシドニー五輪の金メダルを逃した柔道の篠原信一さんである。あれは誤審だ、勝者は篠原だ-などと記録は語らない。「50年もたてば『銀』だけが残る。勝たなあかんのですよ」。以前、小紙の取材に答えていた。 ▼メダルの色に貴賤(きせん)なし。分かってはいるが、「金以外はメダルにあらず」と目を赤くする若者たちを諭す気にもなれない。リオ五輪の柔道男子100キロ級で羽賀龍之介選手が銅に悔し泣きし、100キロ超級の原沢久喜選手が銀に消沈した。お家芸ゆえの呵責(かしゃく)だろう。
2016/08/16 リンク