映画監督、黒澤明の言葉にある。「お客は、どんなに現場で苦労したかなんて知ったこっちゃない。スクリーンに映ったものだけが全て」(PHP研究所、『黒澤明「生きる」言葉』)。裏で流した汗の量も、編集でカットしたフィルムの量も関係ない。映画の出来で勝負だ、と。 ▼五輪の季節に思い出す人がいる。「世紀の誤審」でシドニー五輪の金メダルを逃した柔道の篠原信一さんである。あれは誤審だ、勝者は篠原だ-などと記録は語らない。「50年もたてば『銀』だけが残る。勝たなあかんのですよ」。以前、小紙の取材に答えていた。 ▼メダルの色に貴賤(きせん)なし。分かってはいるが、「金以外はメダルにあらず」と目を赤くする若者たちを諭す気にもなれない。リオ五輪の柔道男子100キロ級で羽賀龍之介選手が銅に悔し泣きし、100キロ超級の原沢久喜選手が銀に消沈した。お家芸ゆえの呵責(かしゃく)だろう。
【深刻!パイロット不足問題(上)】私大養成の最大のネックは高い「授業料」 民主党政権の仕分けも今だ尾を引き… 「米カリフォルニア州ナパのインターナショナル・エアライン・トレーニングアカデミー(国際航空トレーニングアカデミー=IATA)と提携、ボーイング社の支援によりパイロット養成講座を開講することになりました」 6月18日、創立125周年を迎えた日本体育大学の祝賀会で、同大の新事業が発表された。 今秋に渡米し、訓練を受ける2人の学生が、司会者に促されてIATAとボーイングの関係者らとともに登壇。学生は訓練服を着用し、出席者の大きな拍手を浴びた。6つの私立大がすでに行っているパイロット養成に、日体大も参入したのだ。 6私大は専門の学科を設け、4年間かけて養成していく。これに対し日体大は「講座」にした。約1年間の集中訓練で資格を取れるようにしたことと、付属高校や提携大学も含めた18歳以上で一定
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共産党の小池晃書記局長は15日午前、終戦の日に合わせて東京・JR新宿駅前で街頭演説し、韓国の超党派の国会議員団が同日午前に竹島(島根県隠岐の島町)に上陸したことついて「こういう行動は緊張を高めるだけで、百害あって一利なしだ」と述べ、韓国側を強く非難した。 小池氏は、竹島の領有権について「日本が主張することには歴史的な根拠がある。これが共産党の見解だ」と説明。「日本と韓国の間の緊張状態を高める行動は取るべきではない」と指摘した。 また、「竹島が日本に編入をされた1905(明治38)年は、韓国を植民地支配する過程の中でこの編入が行われた。韓国は外交権も奪われていた。こういう事情も考慮してこの問題に臨む必要がある」とも指摘し、「冷静な外交交渉で解決をすべき問題だ」と訴えた。
71回目の「終戦の日」に靖国神社を参拝する「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーら (中央は尾辻秀久会長)=15日午前、東京都千代田区・靖国神社(納冨康撮影) 超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)は15日午前、東京・九段北の靖国神社を集団参拝した。衆参両院の国会議員約70人が参加した。 尾辻氏は記者会見で、安倍晋三首相が参拝を見送り、自民党総裁として玉串料を私費で奉納したことについて「よっぽどの事情があるのであろうと察するしかない」と述べた。 中国が日本の閣僚の参拝に反対していることに関しては「どこの国でも国のために散っていった方々の慰霊施設は持っている。そこにお参りするのは極めて常識的なことだ」と指摘。その上で、日本に対してだけ反発が起こることに対し「ちょっと不自然でないか。理解に苦しむ」と不快感を示した。
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【ワシントン=青木伸行】米紙ワシントン・ポスト(15日付)によると、安倍晋三首相はハリス米太平洋軍司令官に対し、オバマ大統領が検討している核兵器の先制不使用に反対の意向を伝えた。 米政府高官の話として報じた。安倍首相はハリス司令官に、米国が先制不使用を宣言すれば北朝鮮などに対する抑止力が損なわれ、紛争の危険性が高まると伝達したという。首相は7月26日、首相官邸でハリス司令官と会談しており、この席で表明したとみられる。 同紙はまた、日本のほか韓国や英国、フランスなども米国の先制不使用に反対していると指摘した。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルもこれまでに、カーター国防長官、ケリー国務長官ら有力閣僚も反対していると報じており、「実現の可能性は低くなった」との見通しを示している。
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