舞鶴地域医療改革「基盤作り約束」 京都府立医大学長が協力姿勢示す

府立医大の吉川敏一学長が３日、舞鶴市商工観光センター（同市浜）で開かれた地域医療講演会（舞鶴市主催）で講演。この中で、舞鶴市で進められている地域医療改革に触れ、「舞鶴を日本の地域医療のモデル地域にしたい。府立医大はその基盤作りを約束したい」と述べ、舞鶴市内の公的４病院の連携を中心とした地域医療改革に積極的に協力する姿勢を示した。 この日の演題は「健康長寿の秘訣」だったが、吉川学長は冒頭で「舞鶴のみなさんに大切な話をしたい」と、地域医療改革について発言。「舞鶴の４病院を１つのグループとして編成できないかと考えている。すでに巡回バスをお願いしたが、カルテも一緒にするよう申し入れている」として、４病院の得意分野を生かしながら１つの病院のように受診できるシステムを示した。 また、課題の医師確保については、「数年すれば地域枠の医師が府北部地域に重点的に配置され、むしろ医師過剰状態になるのではないかと

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“むしろ医師過剰状態になるのではないかと心配”