【アイドル日記】審査員の目が怖く感じられた４次審査 名前が呼ばれた時「同姓同名の他人」かと…大阪出身スパガ溝手るか（1/2ページ）

母は不合格だと思って会場を去ろうとしていた… オーディションは、３次審査までは地方ごとの会場でしたが、４次審査の会場は東京のａｖｅｘ本社でした。 これまでとは規模が違う大勢の審査員を前にしたときの緊張感は今でもハッキリと覚えています。あの張り詰めた空間にいると、どうしても、審査員の方の目が怖く感じてしまうんですよね。審査が終わり、合格発表のときが来ると会場全体が静まり、その場所にいた全員が自分の名前を呼ばれる瞬間をかたずをのんで待っていました。 私も不安と期待が入り混じったような複雑な気持ちでいすにすわり、その瞬間を待っていました。次々と名前が読み上げられていきます。やがて、「溝手るかさん」と自分の名前が…。 ところが、あれだけ待ちわびていたというのに、最初は音声が耳を通して信号として脳に伝わってきた－という機械的な感じで実感がまるで湧いてきません。少し時間がたって、ようやくハッと我に返っ