【プロ野球】阪神の守護神・呉昇桓退団か…米挑戦、周辺に意欲 複数球団が興味

２年連続でセ・リーグの最優秀救援投手に輝いた阪神の呉昇桓が退団する可能性があることが１２日、関係者への取材で分かった。今季で２年契約を満了。関係者によると、本人は周辺にメジャー挑戦への意欲を漏らしており、阪神は守護神引き留めのために厳しい交渉を迫られる。 すでに、複数のメジャー球団が呉を視察。阪神での現年俸を上回る２年１０億円以上の契約が提示される可能性があるという。レギュラーシーズン終盤から右足内転筋の張りを訴え、ポストシーズンでも登板はなかったが、来季の投球に支障はないものとみられる。 呉昇桓は韓国サムスンで２７７セーブの同国記録を樹立。２０１３年オフに阪神に入団し、１年目に３９セーブ、２年目の今季も４１セーブを挙げてタイトルを獲得した。日本での通算成績は１２７試合登板で防御率２・２５、４勝７敗８０セーブ。