【熊本地震】地震回数、阪神の４倍７７０回超 発生１週間、断層に複雑な割れ方？（1/2ページ） - 産経WEST

熊本県で最初に震度７を記録した地震から１週間となった２１日、気象庁は、同日午後１０時までに、震度１以上の地震が７７４回発生したことを明らかにした。平成７年の阪神大震災と比べて発生１週間時点での回数は４倍にのぼっており、同庁は前例のない地震のため、余震発生確率の発表を取りやめた。震度５以上は１９日夜以降起きていないが、同庁は「一時的な状態で、今後も増減を繰り返しながら推移する」と警戒している。 １４日夜の震度７から２１日午後１０時までに発生した震度１以上の地震７７４回のうち、５以上は１７回、４は７５回。２１日は午後１０時までに４８回観測した。マグニチュード（Ｍ）３・５以上は過去最多ペースで推移している。 気象庁によると、地震発生から１週間までに発生した震度１以上の地震は、阪神大震災で約１９０回、１６年の新潟県中越地震で約５８０回。同庁は、熊本地震での発生回数について「なぜ多いのかはまだ分かっ